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宇宙のランデヴー〈2〉 (海外SFノヴェルズ) 価格: 2,243円 レビュー評価:2.0 レビュー数:2 ラーマ人は3を基調とする存在である。
恒星間移動コロニーのラーマも、あと2つが太陽系にランデヴーするに違いない。
人類は、ラーマ2に備えて、メカと人員を整備し続けていた。
そして、ノートン中佐の時代から70年後、遂にラーマ2がやってきた。
人類は精鋭部隊をラーマ2に送り込んだが、
事故なのかラーマ人の陰謀なのか、次々と死んでいく調査隊員、
そして、存在する筈のないノートン部隊もラーマ2の中を彷徨していた!
謎は一つも解決せんと、どえりゃー中途半端に物語りは終ってまう。
SF史上最低最悪の続編だがや |
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都市と星 (ハヤカワ文庫 SF 271) 価格: 571円 レビュー評価:4.5 レビュー数:7 クラークの代表作のひとつで、砂漠の中に十億年も存在するダイアスパーという途方もない都市が圧倒的な存在感を持っている。そこで永遠に続いて行く疑似楽園的な究極のバーチャルライフはほとんど科学の神の世界。ここですでにひとつの物理的な想像の極北までクラークは辿り着いてしまった。
というわけで、後半で物語が「広がり」、次々と斬新なアイデアを繰り出され、素晴らしいビジョンを提示しているとしても、自分にとってそれはダイアスパーほどの鮮烈さはない。
ハヤカワは最近クラークの作品を次々と復刊しているが、この作品はなぜ対象にならないのだろう。 |
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悠久の銀河帝国 価格: 882円 レビュー評価:4.0 レビュー数:1 クラークのファンです
「幼年期の終わり」を読んでSFファンになりました
「都市と星」「宇宙のランデブー」・・・・
名作の虜になりました
「悠久の銀河帝国」を早速読みました
なんじゃ これは ひどい駄作です
今までの美しいイメージが台無しです
「楽園の泉」から変です
恐ろしいことにクラークは書けなくなっていたのでした |
前哨 (ハヤカワ文庫 SF (607)) 価格: 630円 レビュー評価:4.0 レビュー数:4 本書は著者の第一短篇集として出版されたもので、1946年発表のデビュー作「抜け穴」から53年「地球への遠征」までの11作品が収めてある。読み応えがあるのは著者の代表的短篇で、この作品に想を得てスタンリー・キューブリックが映画「2001年宇宙の旅」を作ったことでも有名な巻末の「前哨」であるが、他は当時の時代性を考慮して読まないと面白みにやや欠ける作品が多い。読むならまず「前哨」から読み始めたほうがいい。 |
明日にとどく (ハヤカワ文庫SF) 価格: 530円 レビュー評価:5.0 レビュー数:2 「最高傑作と言わないでいただきたい。以後の作品の出来はダメですかね?(苦笑)」
的なことをクラークさんは言っていますが、これ以上の素晴らしい短編SFは
読んだことがありません。
まあ、そんなにたくさんSF短編を読んでるほうでもありませんが。
なんと言っても、ラストの一文には、感動を通り越して圧倒されました。
もう最近のSFは読めない体質なってしまいましたが、
いまSFを読んでいて、まだこれを読んでいない人は、なんとか手に入れて
読んで欲しい一遍ですね。
国内人気ランキングでもかなり上 |
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楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF) 価格: 632円 レビュー評価:4.5 レビュー数:3 この小説が書かれたときの作者は、不治の病に侵され、余命幾ばくもない状態だったようです。(後に誤診と判明、クラークは今でも健在です)。 そう考えると、クラークらしくない強引な設定(地理的に)もうなずけます。そこまでして遺したいことが書かれてるのではないでしょうか。 この小説は軌道エレベータの建設物語がメインですが、サブストーリー的に時代も場所も異なる二つの物語が同時進行します。一つは自ら神になろうとした王の物語、もう一つはファーストコンタクトもの。この三つのストーリーで共通するのは神への兆戦です。 この小説は、ただの巨大建造物建設物語というだけでなく、神という存在を仮 |